
自分用メモ。
Banana Pi M64をArmbianで使用するとき、デフォルトのままだとkernelエラーで再起動がかかる時がある。
都内で主にサーバ構築をしている人。好きで集めているARMとLinuxを中心とした技術関連情報と最近ハマっているMikrotikのRouterboardに関して書いていきます。
自分用メモ。
Banana Pi M64をArmbianで使用するとき、デフォルトのままだとkernelエラーで再起動がかかる時がある。
RockPro64は、RK3399を搭載したArm SBCなわけですが、どちらかというと開発ボードとしての側面が強い製品です。
で、一応PCIe x4なスロットが搭載されているわけで、かつ公式からはPCIe – NVMe変換ボードやPCIe – SATA変換ボードが販売されています。
Arm SBCは総じてmicroSDもしくはeMMCしかないため、ディスクを多用する場合は弱点となりがちですが、NVMeなどが使用できれば、この弱点を克服することができます。
ということで、今回はNVMeを使用してみることにしました。
ちなみにこの辺りの情報については、海外の方がいくつか情報を出していらっしゃいます。
Debian/Ubuntu系のArmイメージとして有名なArmbianですが、開発が続いてたRockPro64向けのイメージが来ていました。
以前に上記な記事を書きましたが、どうやらRockPro64、国内で取り扱うお店があるようです。
PCIe x4スロット搭載のシングルボードコンピュータ「ROCKPro64」が入荷 – AKIBA PC Hotline!
ARMなSBCのBanana Piはだいぶ有名ですが、その中で64bit対応モデルであるBanana Pi M64も販売が開始されてからだいぶ経ちます。
当初は3.10系のKernelイメージで公開されていたのですが、こちらのほうは無理やりバックポートされていたのか、いろいろとGPIO周りや、そもそものLinuxイメージの動作もかなりトラブルが多かったような気がします。
それでもKernelへのcommitは進んでいたのですが、どうやらその対応が盛り込まれ始めたKernel 4.14系列のイメージが公開されたようです。
2017年11月25日にArmbianの5.35が公開になりました。
mainline kernelが4.13系になったり、u-bootが最新のものに差し替わったりしているので、気になる方は確認したほうが良いかと。
また、この機会に合わせて、Rock64のOSをayufanさんのminimal Ubuntuから、ArmbianカスタムのUbuntuに入れ替えました。
残念ながら、Rock64は今回のバージョンでもstable扱いにならず、Work in Progressの扱いのままです。
Developmentというか、Testing扱いなので、導入についてはリスク込みで導入するようにしてください。