先日ARMボードであるCubietruckを入手したわけですが、現在、DNSのSlaveとして動作させている、Raspberry Piの代わりをさせようかと、DNSキャッシュサーバであるUnboundを導入しようと思っていたのですが、コンパイルが中々通らず四苦八苦していました。
というのもGCCを導入してもなぜかLTO-Wrapperというものが要求され、そのせいでUnboundのコンパイルが通らない状況でした。lto-wrapper自体は以下のパスに存在しているので、なぜ要求されるのかずっと分かりませんでした。
/usr/lib/gcc/arm-linux-gnueabihf/4.7/lto-wrapper
改めてGCCについてもソースからコンパイルしようにも、こちらもエラーがでてコンパイルできず困っている状況でした。
で、よくよくUnboundのコンパイルオプションを確認してみると、以下のオプションが有ることに気が付きました。
--with-libevent
--with-pthreads
--with-ssl
--disable-rpath
--disable-static
--with-conf-file=/etc/unbound/unbound.conf
--with-pidfile=/var/run/unbound.pid
--enable-sha2
--disable-gost
--disable-ecdsa
--disable-flto
最後の行です。LTOについて無効にするオプションが有ることに気が付きました。これを指定することでコンパイルが無事に通ることを確認しました。ただし、このオプションが動作にどのような影響を与えるのか確認していないので、あとで調べてみようかと思います。
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