以前上記のような記事を書いたのですが、実はMigrationを行った後大きな問題が、自宅環境では発生していました。
それはなぜかiowaitが高止まりするという現象です。
パラメーターチューニングなどは色々なWebサイトを参考に行ってみたものの、ほとんど効果を感じることができず、またファイルシステムやKernelの入れ替えも試してみたのですがダメでした。
そこで実験的要素の強いMariaDB10系から、まだ安定性の高いと思われるMariaDB5.5に入れ替えてみることにしました。
作業手順については割愛します。
で結果的には以下のようになりました。
時々スパイクはしているものの(環境としてはKVM上で動作しているためオーバーヘッドもあると思います)、概ねiowaitは40~50%を行き来していたのが、5~10%まで低下しました。なおパラメータは全く変更していません。
ということで結果的には改善したのですが、MariaDBの10と5.5では書き込み周りに何らかの大きな変更でもあるんでしょうか?
このあたりの事情をご存じの方は是非ともご教示ください。