[自分用メモ][CubieTruck][Unbound] CubietruckにSVNレポジトリのUnboundを導入する方法。

ARM

先日ARMボードであるCubietruckを入手したわけですが、現在、DNSのSlaveとして動作させている、Raspberry Piの代わりをさせようかと、DNSキャッシュサーバであるUnboundを導入しようと思っていたのですが、コンパイルが中々通らず四苦八苦していました。

というのもGCCを導入してもなぜかLTO-Wrapperというものが要求され、そのせいでUnboundのコンパイルが通らない状況でした。lto-wrapper自体は以下のパスに存在しているので、なぜ要求されるのかずっと分かりませんでした。

/usr/lib/gcc/arm-linux-gnueabihf/4.7/lto-wrapper

改めてGCCについてもソースからコンパイルしようにも、こちらもエラーがでてコンパイルできず困っている状況でした。

で、よくよくUnboundのコンパイルオプションを確認してみると、以下のオプションが有ることに気が付きました。

--with-libevent 
--with-pthreads 
--with-ssl 
--disable-rpath 
--disable-static 
--with-conf-file=/etc/unbound/unbound.conf 
--with-pidfile=/var/run/unbound.pid 
--enable-sha2 
--disable-gost 
--disable-ecdsa 
--disable-flto

最後の行です。LTOについて無効にするオプションが有ることに気が付きました。これを指定することでコンパイルが無事に通ることを確認しました。ただし、このオプションが動作にどのような影響を与えるのか確認していないので、あとで調べてみようかと思います。

この記事を書いた人

kometchtech

うつ病を患いながら、IT業界の末席にいるおっさんエンジニア。科学計算をしたことがないのに、HPC分野にお邪魔している。興味のある分野で学習したことをblogにまとめつつ、うつ病の経過症状のメモも置いておく日々。じつはRouterboard User Group JPの中の人でもある。 Amazon欲しいものリスト / Arm板を恵んでくれる人募集中

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