以前の記事でWatchguard X750eのメモリ交換を実施したが動作しなかった件、実はあれからECC付きのメモリをIYHしたりして調達して試していたのですが、両面実装や片面実装のものでもBootしてきませんでした。
しかし、諦めきれなかったので自宅に保管してあったメモリから合うDDR2-533のメモリを見つけ出せたので搭載してみたところなんと動作することを確認しました。
動作環境:
pfsense 2.1-BETA1 (i386)
built on Fri May 10 16:28:03 EDT 2013
FreeBSD 8.3-RELEASE-p8
/root(2): cat /var/log/dmesg.boot | grep memory
real memory = 2146369536 (2046 MB)
avail memory = 2081644544 (1985 MB)
片面実装のPulserチップの4GBのものを1枚搭載してみたところ動作することを確認しました。i386版なので2枚載せても意味ないだろうなぁと思い、実際にやってみましたが今度はbootすらしませんでした。
で、1枚の結果なのですが2GBしか認識されません。Pentium M時代のマザーボードってそこら辺が認識できる上限でしたっけ?
まぁとりあえず512MBからの換装なので、メモリがたくさん使えるようになったのはいいことだと思います。
その例として、512MBのときはNATテーブルは50,000までしか使えませんでしたが、2GB認識状態だと以下の様な感じになっています。
states hard limit 204000
src-nodes hard limit 204000
frags hard limit 5000
tables hard limit 3000
table-entries hard limit 200000
204,000まで使えるようになっています。まぁ自宅NWはそこまでNWが多くないので使用する機会は多くないと思いますが、メモリが多いことはSnortなどを使用する分には有効かなと思います。
対象機器をお持ちの方で気になった方は交換してみてはいかがでしょうか?