現在、Ubuntuを入れて遊んでいる端末はThinkpad X60sなのですが、バッテリの充電について考えていたことが。
Windowsであれば「省電力マネージャ」がありますが、もちろんUbuntuには入っていません。100%まで普通に充電されるし、1%でも減っていればバッテリは充電されます。
しかし、バッテリはあまり充電しっぱなしでも拙いですし、放電させすぎてもバッテリに悪いです。
「Windowsなら充電制御できるのに、Ubuntuだったらないんだろうか」
ということで探してみました。
Tp smapi - ThinkWiki
11.10ですが、こちらに書かれている手順でやれば問題なく導入できました。
Ubuntu日本語フォーラム / バッテリー充電量の制御
Ubuntu日本語フォーラム / [解決済]ThinkPadの電源管理で困っています。
Terminalを起動して以下の手順でパッケージを導入する。
$ sudo apt-get install tp-smapi-dkms
$ sudo modprobe tp-smapi
$ sudo apt-get install sysfsutils
ファイルに充電量を制御するための記述を追加する。
devices/platform/smapi/BAT0/start_charge_thresh = 50
devices/platform/smapi/BAT0/stop_charge_thresh = 85
そして、起動時に必要なモジュールが読み込まれるように、以下のファイルに追記する。
tp-smapi
PCの再起動を行い、以下のコマンドを実行、モジュールが読み込まれていることを確認する。
# dmesg | grep tp_smapi
[ 2.136112] tp_smapi 0.41 loading...
[ 2.136296] tp_smapi successfully loaded (smapi_port=0xb2).
今のところ導入したところなので、実は正常にバッテリの制御が行われているのか確認できていません。ですので確認できた際には改めてここに追記しようと思います。
【2011年10月25日 8時26分:追記】
一晩電源を落としACアダプタを挿した状態で放置しておいたのですが、上限設定の85%の状態になっていました。