以前に以下のようにXiaomi Mi5sを入手していたわけですが、現行の最新公式ROMであるMIUI10 (10.2.2)まで導入済みでした。
最近のAndroidアプリはメモリの消費量も増えているのか、公式ROMですら空きのメモリ量が厳しくなっていたので、パフォーマンスが低下することが多くなっていました。
ということでパフォーマンスの改善を図るために別のROMを導入することにしました。
Miアカウントの取得とアンロック申請を行う
xiaomiのWebサイトなどから、Miアカウントを作成しておく
その後、以下のサイトから、アンロックツールのダウンロードおよびアンロック申請などを行う。
BootLoaderアンロックツールのダウンロードと実行
アンロック申請が通過後、アンロックツールを使用して、該当のスマートフォンのアンロックを行う。
カスタムROM「xiaomi.eu」のダウンロード
Xiaomi.euのWebサイトから、該当のROMをダウンロードする。
Android SDKのインストール
adbコマンド、およびfastbootコマンドを実行する必要があるため、Android SDKをダウンロードし、実行できるようにしておく。
カスタムリカバリ「TWRP」のダウンロードとインストール
公式サイトから、該当するスマートフォンに合わせたtwrpをダウンロードしてくる。基本的には最新バージョンを使用すればよい。
その後、スマートフォンをWindows PCに接続したうえで以下のコマンドを実行し、スマートフォンをfastbootモードに落としておく。
adb reboot bootloader
fastbootモードに落ちたことを確認したら、以下のコマンドを実行し、fastbootモードで操作が可能な状態になっていることを確認する。(端末のコードっぽいものが返ってくるはず)
fastboot devices
以下のコマンドを実行し、twrpをインストールする。
fastboot flash recovery twrp.img
fastboot boot twrp.img
うまくインストールが出来ていれば、リカバリモードであるTWRPが起動してくるはず。
カスタムROM「xiaomi.eu」のインストール
スマートフォンとWindows PCを接続する。MTPモードで接続されるはずなので、ファイルのコピーが出来るはず。
先に公式に書かれた手順通り、/data
パーティションのフォーマットを行う。
次にインストールするxiaomi.eu ROMをスマートフォンにコピーする。コピーする場所はトップディレクトリで問題ない。
TWRPからスマートフォンにコピーしたromのzipファイルを指定し、インストールを行う。エラーなくインストールすることができたら、dalvikとcacheのクリアを実行し、再起動を行う。初回起動時は10分以上起動に時間がかかるので辛抱強く待つこと。
以上で手順としては問題ないはず。