ようやくですがラトビアから待望だったCloud Router Switchが届きました。今回購入したのはラックマウントタイプのものです。
今回はFedexを指定したものの、何故か世界中を回る羽目になってしまいました(タブン、某方と同じ便だったと思います)。
L3スイッチというものの、内部的には1Gbpsで接続されていること、CPUがMIPSの600MHzしかないことから、所謂エンタープライズなスイッチのレベルではないのかもしれませんが、それでも安価に購入できるスイッチとしては多機能なので、非常に面白い製品になっていると思います。
スイッチをバラした写真です。各スイッチポートが一つのコアに集約されており、そのうえを巨大なヒートシンクが鎮座しています。このことから1Gbpsを共有する形なので、VLANなどの複雑な処理をさせるとスループットが出ないのではないかと思います。
この機種自体はファンレスですが、一応ファンを接続できるように接点が用意されています。今後はもしかしたらTileが乗るような計画があるのかもしれません。
見づらいですがPoE接点も用意されています。この機種ではPoEポートは用意されていないはずですが、もしかしたら今後PoE対応のものも出るのかもしれません。
電源部です。Main Power InputとあったりAUX Power Inputとあったりすのですが、ここらへんはどのように使われる想定なのか私には分かりません。
というわけで今はテスト使用中なのですが、相変わらずというかRouterOSでのスイッチ周りの設定は非常に分かりづらいです。また、ドキュメントにも掲載されていない設定値が大量にあるので、それを確かめながら使用している感じとなります。
それでも非常に安価で購入できるスイッチとしては多機能なので非常に使い勝手のあるものだと思います(設定さえ使いこなせれば、ですが)。
今後自分が使用していく中で何かTipsなようなものが出せれば、出していきたいと思います。
また、この商品も某代理店さんからそのうち購入できるようになると思います。海外通販は難しい、という方はちょっと待ってみるのもいいと思います。