RouterOS 6.14から正式にリリースされるCAPsMANなのですが、その中でwireless-fpパッケージというFast Path Modeが搭載されたパッケージが別途追加されています。
こちらについてはフォーラムなどを参照して欲しいのですが、こちらを使用するにあたって、interface-queueを”only-hardware-queue
”にしないといけないという問題があります。
しかしながら、CAPsMANを使用してVirtualAPを作成すると動的に作成されてしまうため、その都度設定を行う必要があります。そして、今のところ設定を固定する方法が無いためでもあります。
ということで一定間隔ごとにinterface-queueを変更するスクリプトを書いてみました。
スクリプト自体は以下の様な感じになります。
/queue interface set [find interface~"wlan"] queue=only-hardware-queue
queueインターフェースに対して、正規表現を使用して(find interface~”wlan”の部分に当たります)、返ってきたwlanインターフェースに対して”only-hardware-queue
”を指定するものになります。
これを改めてSchedulerに登録します。
Winboxからでも問題無いですが、今回はCLIで実施します。
/system scheduler add interval=1m name=enable_wifi_fpmode on-event="/queue interface\r\ \nset [find interface~\"wlan\"] queue=only-hardware-queue" policy=\ ftp,reboot,read,write,policy,test,winbox,password,api start-time=startup
start-time=startup
で起動時から、interval=1mで1分毎に実行する形を取ってやります。
以上で、何らかの原因でCAPsMANとの接続が切れてしまい、再度VirtualAPが動的生成されても、最大1分後には”only-hardware-queue
”が設定されるようになります。
参考: