にほんごVMware: 仮想マシンバージョンのロールバック(vmx-09→8) | VMware Communities /
https://communities.vmware.com/people/gowatana/blog/2012/12/23/%E4%BB%AE%E6%83%B3%E3%83%9E%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF-vmx-09-8
最新のVMware vSphere Hypervisor 5.5 では仮想マシンバージョンが10になっています。
が、10にアップグレードすると、上記の画像のようにvShpere Clientから設定の編集が行えなくなってしまいます。
ということで仮想マシンバージョンを一時的にでもダウングレードしたい場合、以下の方法を行うことで仮想マシンバージョンのダウングレードが行えます。
手順
1. ESXi本体にSSHで接続できるように設定を変更する。
2. SSHでESXI本体に接続し、該当の仮想マシンのVM設定ファイル(vmxファイル)を編集する。
~ # vi /vmfs/volumes/datastore/vm_machine/vm_machine.vmx
(修正前)virtualHW.version = "10"
(修正後)virtualHW.version = "9"
3. 既存の仮想マシンをインベントリから切り離します。
~ # vim-cmd vmsvc/unregister /vmfs/volumes/datastore/vm-machine/vm-machine.vmx
4. 仮想マシンを再登録します。
数字は内部的に使用されている数字なので気にしなくてもよいです。
~ # vim-cmd solo/registervm /vmfs/volumes/datastore/vm-machine/vm-machine.vmx
51
※ 切り離しを忘れて登録をしようとすると、以下の様なメッセージが出力されるため、既存の仮想マシンを切り離すのを忘れないようにしましょう。
~ # vim-cmd solo/registervm /vmfs/volumes/datastore/vm-machine/vm-machine.vmx
(vim.fault.AlreadyExists) {
dynamicType = ,
faultCause = (vmodl.MethodFault) null,
name = "51",
msg = "The specified key, name, or identifier already exists.",
}
登録後にvShepre Clientで確認するとvmx-9にダウングレードされた状態で仮想マシンが登録されていることが確認できると思います。
ちなみに切り離し、再登録についてはvSphere Clientからのインベントリの削除ならびにデータストアからの再登録でも問題無いと思います。
とりあえず仮想マシンのハードウェアのアップグレードを行ってしまい、編集が出来なくなって慌てなくてもこれで対処出来ると思います。