[Mikrotik][Routerboard] CRS125-24G-1Sで、SFP(Ether変換)モジュールがリンクアップしない時の対処方法。 #mikrotik #routerboard

mikrotik
rb_sfp.png

自宅で検証中のCRSことCloud Router Switchですが、RouterOS 6.7以降、カッパー変換SFPモジュールが認識はすれどリンクアップはせず、という状況で非常に困っていました。

まぁ・・・

カッパー変換SFPモジュールを使用する方がどれだけいるか分かりませんが。

ROSファイルを何度も入れ替えたり、サポートとも幾度も遣り取りをしてようやくワークアラウンドが提示されたので実施してみたところ、リンクアップし疎通を確認することができました。

これについてメモ代わりに書いておきます。

検証環境:

[admin@MikroTik] /system resource> print
uptime: 45m44s
version: 6.8rc1
build-time: Dec/16/2013 14:46:11
free-memory: 101.7MiB
total-memory: 128.0MiB
cpu: MIPS 74Kc V4.12
cpu-count: 1
cpu-frequency: 600MHz
cpu-load: 9%
free-hdd-space: 109.3MiB
total-hdd-space: 128.0MiB
write-sect-since-reboot: 528
write-sect-total: 22042
bad-blocks: 0%
architecture-name: mipsbe
board-name: CRS125-24G-1S
platform: MikroTik

サポートからきた回答は以下のとおり。

Disable autonegotiation for SFP module in RouterOS v6.8rc1.

RouterOS command:
/interface ethernet set sfp1 speed=1Gbps auto-negotiation=no

AutoNegotiationを無効にして、Speedを1Gbpsに固定する、というものです。

回答を聞いて実施してみるとすんなりいくことで、何だ以外に簡単なことか思われるでしょうが、サポートとの遣り取りが思いの外長引いてしまい、この回答に行き着くまでに大分かかってしまいました。

stableリリースであるROS6.7ではワイヤー・スピードが思ったほど出ないというようなマズイ問題やRC版である6.8rc1を適用している方はさほどいらっしゃらないでしょうが、もし同じような症状で困っている方がいらっしゃいましたら、参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

kometchtech

うつ病を患いながら、IT業界の末席にいるおっさんエンジニア。科学計算をしたことがないのに、HPC分野にお邪魔している。興味のある分野で学習したことをblogにまとめつつ、うつ病の経過症状のメモも置いておく日々。じつはRouterboard User Group JPの中の人でもある。 Amazon欲しいものリスト / Arm板を恵んでくれる人募集中

kometchtechをフォローする
タイトルとURLをコピーしました