
最初に
過去から今まで色々と情報を書いてきましたが、どうやらknot resolver v5.1.3で対応されたようです。
都内で主にサーバ構築をしている人。好きで集めているARMとLinuxを中心とした技術関連情報と最近ハマっているMikrotikのRouterboardに関して書いていきます。
過去から今まで色々と情報を書いてきましたが、どうやらknot resolver v5.1.3で対応されたようです。
1回、2回と続いてきたこのシリーズ。
この問題はluajitがAArch64に対応していないことに起因する問題なわけですが、luajitの開発は少なくとも現在は活発ではないようで、commitなどをほとんどされていないように見えます。
しかしながら最近はAArch64の環境が増えてきたことから、この手の問題で困っている人が増えてきているようで、luajitを含めてlua関連ライブラリのところでは困っている書き込みが良くあります。
knot resolverについても結局は関連するライブラリ側で対応してもらうことになったようです。
過去に以下のような記事を書いていました。
先日4.1.0が公開されたのですが、その中でこの問題に対応されたような記述がありました。
はてな製の監視サービスであるmackerelを使用している人は多いのではないでしょうか。
他にも選択肢としてdatadogなどもありますが、日本語での情報が豊富であったり、連絡手段も日本語でOKなぶん、気軽に利用している人も多そうな気がします。
ここからが本題ですが、mackerel、agentはArm向けにbuildされているものが公開されているのですが、そのプラグインはなぜかArm向けのものがないようなので、forkしてarmhf/AArch64向けにbuildするようにしてみました。
レポジトリは以下になります。
k8s(kubernetes)にも採用されているDNSコンポーネントであるCoreDNSが1.2.0にアップデートしました。
以前まではArm64なcontainerイメージを作ろうと思ったら、自分でgo buildするか、Githubで公開されているArm64向けバイナリを、自分でcontainerイメージにする必要がありました。
が、気が付いたらどうやら1.2.0からはオフィシャルでArm64向けのcontainerイメージを作っているようです。
タグとしては「coredns/coredns:coredns-arm64
」みたいですね。
これで自分で作る必要が無くなりました。(それにオフィシャルの方がサイズが小さかったです。)
ARMなSBCのBanana Piはだいぶ有名ですが、その中で64bit対応モデルであるBanana Pi M64も販売が開始されてからだいぶ経ちます。
当初は3.10系のKernelイメージで公開されていたのですが、こちらのほうは無理やりバックポートされていたのか、いろいろとGPIO周りや、そもそものLinuxイメージの動作もかなりトラブルが多かったような気がします。
それでもKernelへのcommitは進んでいたのですが、どうやらその対応が盛り込まれ始めたKernel 4.14系列のイメージが公開されたようです。