OSSJ 2025にボランティアスタッフとして参加してきた #ossj

勉強会

はじめに

2025年12月8日〜10日、東京 虎ノ門ヒルズフォーラムで開催された「Open Source Summit Japan 2025」にボランティアスタッフとして参加してきました。

今回は、このような国際的なカンファレンスにボランティアスタッフとして参加した経験について、特に休職中という自分の状況や、英語でのコミュニケーションといった側面から振り返ってみたいと思います。

公式サイト

参加を決めるまで

知人から誘われたのがきっかけでした。私がうつ病で休職中であることを知った上で「それでもいいよ」と声をかけてくれたことが、何より心強く感じました。

とはいえ、参加を決めるまでにはかなり迷いました。今年の頭から休職しており、自宅にいる時間が長く体力も落ちています。生活リズムも崩れがちなのに、準備開始は朝7時頃から。さらに、英語がほとんど話せないのに、国際カンファレンスで英語での対応が求められる。不安要素だらけでした。

それでも参加を決めたのは、このままでは社会復帰がますます難しくなると感じていたからです。外部の人との接点を増やす必要がありました。また、ボランティア業務を通じて、決まった時間に起きて人と接する、という基本的なことをリハビリできるのではないかと考えました。

英語についても、完璧でなくても実践的なコミュニケーションの経験を積めれば、それだけでも価値があると思いました。ITの情報は英語で発信されることが多いですし、海外の技術者と接する機会はそうそうありません。

財布には厳しかったですが、早朝対応のために会場近くのホテルを予約して、準備を整えました。

ボランティア業務の実際

ボランティアスタッフとしての業務は、受付でのバッジ受け渡しと質問対応、会場内の案内・誘導、ノベルティ配布とコートチェック対応、そしてセッションでのスピーカーサポートやタイムキーパーなど、多岐にわたりました。

最も印象に残っているのは、会場案内での経験です。参加者から英語で話しかけられるのですが、特にネイティブの方の英語はヒアリングが難しく、本当に困っている方に対応できないのが非常に歯がゆく感じました。

一方で、英会話がしっかりできている他のボランティアスタッフの方を見ていると、やはり英語は知っておく必要があるな、と痛感しました。

参加して良かったこと

今回はボランティアスタッフの参加者が増えたとのことで、多様なバックグラウンドを持った方々が参加されていました。過去のOSSJに参加されていた方から、KubeCon + CloudNativeCon Japanのボランティアスタッフとして参加されていた方まで。情報交換や、イベント運営について学べたのは大きな収穫でした。

そして何より、設営日を含めて4日間、最後まで参加できたこと。休職中で不安があった体力面や生活リズムについて、実際に務め上げることができたのは自信になりました。

英語については、全く話せない、聞き取れない状態でも、物怖じしながらも何とかコミュニケーションが取れると再確認できました。周りのサポートがあったからこそですが、それでも大きな自信につながりました。

技術面では、多くの最新技術や考え方に触れることができました。特に自動車技術の共催セッションで、Automotive Grade Linuxにより自動車がますます進化していく様子を確認できたのは印象的でした。

全体の感想と次回への課題

多くの参加者が情報交換したり、最新情報を確認できるオフラインのイベントは、やはりありがたいものでした。また、ボランティアスタッフとして参加すると、参加者としてセッションを聞く立場とは視点が全く違うなぁと、改めて実感しました。

次回も機会に恵まれ、体力と健康に問題がなければ、是非とも参加したいと思います。

ただ、次回参加するならば、とにかく英語力を改善したいです。会話がナチュラルに成り立たなくても、まずはヒアリングができるようになりたい。ヒアリングさえできれば、単語をつなげて会話するなり、ボディランゲージを使うなりで、もう少し困っている方を助けられるようになると思っているためです。

最後に個人的な感想ですが、2日目のLinus Torvalds氏(Linuxカーネルの生みの親)が参加したキーノートに、私用で参加できなかったのが本当に残念でした。

最後になりましたが、OSSJに参加された皆様、一緒にボランティアスタッフとして参加された皆様、そしてLinux Foundationの運営スタッフの皆様、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。

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