HardKernelから販売されているOdroid C2ですが、AmlogicのCPUを搭載しているARM SBCです。
このArm板はUSB給電でもDCジャックからの給電でもどちらでも稼働OKなのですが、DCジャックから給電するとき、実はジャンパーを変更することで、大半の人が悩まされるであろう発熱を軽減できることを今さらながら知りました。
ちょっとした問題
このOdroid C2ですが、たぶん使用したことがある人は分かると思いますが、結構発熱が酷いSBCなんですが、どうやらこれはビデオファイルの再生中または一部の周辺機器(キーボード/マウス/ WiFiドングル)がUSBポートに接続されている間、単独で0.8Amp以上の電流を消費する可能性があるため、結構無理して要るっぽいです。
対応方法
で、これについて給電をDCジャックから行う場合は、J1のジャンパーを取り外すことで発熱を消費電力を下げることが出来る、と大きくWikiに書かれていることに今さら気が付きました。
ちなみにJ1ジャンパーは以下のところです。
もう一つ大きな警告として書かれていることは、DCジャックを使用した場合、過電流保護機能を使用できるらしく、DCジャックを使用しているときは、J1ジャンパーを取り外しておくことが望ましいようです。
出荷状態では、J1ジャンパーが有効になっている(取付状態になっている)と思うので、そのままDCジャックへ移行した場合は、ちゃんとJ1ジャンパーを取り外すようにしましょう。
2019年8月14日:追記
丸一日J1ジャンパーを外して様子を見ていますが、明らかに発熱が減っていますね。ケースに組み込んである状態で使用しているのですが、J1ジャンパーをそのままにしていた時はケース自体もだいぶ熱を持った状態でしたが、J1ジャンパーを外してからは少なくとも他のARM SBC並み、にはなったような気がします。