[Linux][Kernel] Linux Kernel 4.1はMulti queue block layerが改善される?

AIX、UNIX、Linux
Linux-Kernel Archive: [GIT PULL] Block drivers bits for 4.1

Linux Kernel 4.1はLinusによると大きな変化を取り入れたバージョンになるとのことですが、ブロックコアであるマルチキューブロックレイヤーの改善に力を入れているようです。

最初の機能追加自体はLinux Kernel 3.13の時に取り込まれたようで、複数のCPUに対してIO負荷を分散し低レイテンシーとディスクパフォーマンスの向上につながっているとのこと。
Linux 3.13以降はこの恩恵を大きく受けているようです。

Linux Kernel 4.1ではさらに改善が進められコードの最適化の結果、実行キューのスピードアップなどが見られるとのこと。

最近のフラッシュストレージ全盛のことを考えると当然の改善なのかもしれません。

この記事を書いた人

kometchtech

うつ病を患いながら、IT業界の末席にいるおっさんエンジニア。科学計算をしたことがないのに、HPC分野にお邪魔している。興味のある分野で学習したことをblogにまとめつつ、うつ病の経過症状のメモも置いておく日々。じつはRouterboard User Group JPの中の人でもある。 Amazon欲しいものリスト / Arm板を恵んでくれる人募集中

kometchtechをフォローする
タイトルとURLをコピーしました