[zabbix][PowerDNS] ZabbixのUserParameterでPowerDNS recursorの統計情報を取得してみた。

zabbix
Just a moment...

ちまちまとPowerDNSの情報をZabbixにて取得しようとして躓いていたのでメモ。

2015/03/02追記:

題名が正しくなかったので修正。

確認環境:

zabbixクライアント(PowerDNS):

cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 7.0.1406 (Core) 

zabbixサーバ:

cat /etc/redhat-release
CentOS release 6.6 (Final)

手順

1. UserParameterが実行できる位置に以下の内容のスクリプトを用意する。

UserParameter=pdns_rec[*], sudo /usr/bin/rec_control get $1

2. sudoで実行されるようにvisudoで設定を追加する。

visudo
(末尾に)
zabbix ALL= NOPASSWD:   /usr/bin/rec_control

3. このままだとZabbixサーバ側に以下のようなエラーメッセージが出力される。

zabbix_get -s <対象サーバIPアドレス> -k pdns_rec[uptime]
sudo: sorry, you must have a tty to run sudo

4. 実行がttyのみで行われるよう限定されているので、こちらの限定を外す。

visudo
Defaults:zabbix !requiretty
zabbix ALL= NOPASSWD: /usr/bin/rec_control

sudoで実行する場合、実行対象をvisudoに登録する際に、ttyのみ実行される権限を外しようにすること

これでZabbixからsudoで実行できるようになると思います。

参考:

この記事を書いた人

kometchtech

うつ病を患いながら、IT業界の末席にいるおっさんエンジニア。科学計算をしたことがないのに、HPC分野にお邪魔している。興味のある分野で学習したことをblogにまとめつつ、うつ病の経過症状のメモも置いておく日々。じつはRouterboard User Group JPの中の人でもある。 Amazon欲しいものリスト / Arm板を恵んでくれる人募集中

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コメント

  1. kometch より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    32bitモードと64bitモードでどの程度パフォーマンスに差があるのか気になる。
    32bitモードが何故きになるかというと、ARMボードで動作させているため。

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