諸事情により、DELL C1100とC2100を入手したので、そのBIOSとBMCのファームウェアのアップデート方法をメモしておきます。
この原稿時最新は以下のとおりになります。
- Get the latest BIOS B23
- Get the latest BMC 1.82
BIOS編
1.まずはDOS bootが可能なUSBメモリを作成します。
2.次に各々のファームウェアを入手してきます。
3.BIOSの場合、C1100についてはPEC1100BIOS3B23.exe
、C2100についてはPEC2100BIOS3B23.exe
をそれぞれ解凍します。
4.そして解凍した中身を、先ほど作成したDOS bootなUSBメモリにコピーします。
5.サーバを起動し、USBメモリから起動するように選択します。
6.DOSで起動してきたら、以下のようにコマンドを入力します。
AFUDOS <ROM NAME>.ROM /P /B /K /X
適用作業が開始されるので、終わるまで待ちます。間違ってもリセットなどしないようにしましょう。
7.終わってプロンプトが戻ってきたら、Ctrl+ALT+DEL
で再起動を実施します。
8.BIOS画面に入り、バージョンがB23になっていることを確認します。
BMCファームウェア編
次にBMCのファームウェアのアップデートです。BMCのメニューにもファームウェアのアップデートの項目があるのですが、こちらからは私のやった限りではアップデート出来ませんでした。
1.C1100はPEC1100BMC184.exe
、C2100はPEC2100BMC182.exe
をそれぞれ解凍します。
2.解凍したら、SOCFLASH>dosflash
へfirm.bin
をコピーします。
3.コピーを終えたら、dosflashフォルダを、先ほどDOS boot出来るUSBメモリにコピーします。
4. 再度USBメモリから起動を実施し、以下のようにコマンドを実行します。
socflash cs=2 option=fc if=firm.bin skip=0x200
この際にBMC経由のKVMは切断されるので、コンソールで作業しましょう。
5. プロンプトが返ってきたら、再度Ctrl+ALT+DEL
で再起動を実施します。何度か再起動が実施されますが、正常に起動するまで何もしないようにしましょう。