日本国内の企業などでは未だに多くが稼働しているWindows2000ですが、ついに延長サポートフェーズも期限を迎え、Microsoftの正式サポートが終了する日が近づいてきました。
2000年3月31日に発売されたWindows 2000は、2005年6月30日にメインストリームサポートフェーズが終了。そして、そこから約5年が経過する2010年7月13日をもって延長サポートフェーズが終了し、セキュリティパッチの提供が以後は行われなくなるという。対象となるのは、Windows 2000 Professional/Server/Advanced Server/Data Center Serverの各製品。
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/353816.html
併せてWindowsXP SP2、Vista RTMについても前者は7月、後者は4月にサポートが終了することもアナウンスされています。こちらについては各々Windows XP SP3またはWindows Vista SP1/2にバージョンアップすることで、サポートは継続されるのでセキュリティの面でもアップデートするようにしましょう。
私が常駐している現場でも多くのWindows 2000が稼働しており、現在、急ピッチでWindows XPへの移行作業をおこなっています。やはり昨今は企業活動上セキュリティ対策を蔑ろには出来ないので、Windows 2000は完全切り替えになりそうです。サーバについても、関係部署じゃないので分かりませんが、少なくともフロントエンド側での稼働は無くなるのかなと思います。
どうしてもWindows 2000の運用をまだ止めることが出来ない場合は以下のような製品も発売されているので、切り替えまでのセキュリティ対策として導入することも検討した方が良いと思います。