
自分用メモとなるのですが。
以前に当ブログをAWS lightsailに移行した旨を記事にしました。
その後、SSL labsが提供しているSSL checkerを覗いていた際に今頃になって気がついたのですが、サーバ側の設定でHTTP/2についてが有効になっていなかったのといくつかの弱いSSL/TLSが有効になっていたので再設定しました。
参考にしたWebサイトは以下の通り。
HTTP/2の有効化
# 下記該当行をコメントアウトする
LoadModule http2_module modules/mod_http2.so
<VirtualHost _default_:80>
DocumentRoot "/opt/bitnami/apache2/htdocs"
<省略>
# Bitnami applications installed with a prefix URL (default)
Include "/opt/bitnami/apache2/conf/bitnami/bitnami-apps-prefix.conf"
Protocols h2 h2c http/1.1 <-ここを追記
</VirtualHost>
最後に以下のコマンドを実行して、apacheに反映させる。
$ sudo sh /opt/bitnami/ctlscript.sh restart apache
以下にあるbitnamiのドキュメントにある、
Bitnami stacks ship with the mod_http2 module installed, but it is not enabled by default. To enable this module, follow these instructions. Once the module is active, follow the steps below:
https://docs.bitnami.com/aws/apps/wordpress/administration/enable-http2-apache/
を見逃していました・・・
SSLProtocolの見直し
デフォルトは以下のようになっていました。
Listen 443
SSLProtocol all -SSLv2 -SSLv3
SSLHonorCipherOrder on
TLS1.0とTLS1.1が有効になっていました。まぁ流石にInternet Explorer 8などの古いブラウザは対応しなくても良いかなと思い、思い切ってTLS1.2のみ対応することに。
Listen 443
SSLProtocol all -SSLv2 -SSLv3 -TLSv1 -TLSv1.1 +TLSv1.2
SSLHonorCipherOrder on
本当はTLS1.3への対応も始めたほうが良いのでしょうが、lightsailのbitnamiの環境が若干古いので、ゴリっと入れ直しが必要になることが分かったので、現在思案中です。思い切ってNginxとかにい入れ替えるのも手なのかなと。

とりあえず大丈夫そう。
確認先
2019年10月10日:追記
ApacheやNginxでのSSLの設定に悩んだら、以下のWebサイトを参考にするとよいかもしれません。
使用するアプリやOpenSSLのバージョンの違いでの設定の違いなども吸収してくれます。