[Mikrotik][CloudRouterSwitch] CRSシリーズのSwitch項目の改善。#routerboard

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現在Mikrotik社から販売されているスイッチはCRS125とCRS226になるわけですが、RouterOS6.11まではSwitch項目の設定画面が複雑で、VLANの設定すら簡単には出来ないようになっていました。

switch.png

しかし、現在daily buildで行われているRouterOS 6.12rc1については改善が見られています。


画像のようにメニュー項目が一新され、設定がわかりやすくなっています。

switch2.png


Portの設定画面についても、以前はメニューからPortひとつひとつを設定する必要が有りましたが、ROS6.12rc1からは一覧になって設定内容を確認しやすくなったと思います。

switch3.png


以前はここに設定項目が集中していましたが、先述したとおり分離され非常にまとまったものになっています。また、以前は保存することができなかった、「Exceptions」の項目についても保存できるようになっていました。

switch4.png


VLANの設定画面についてもVLANモードごとにタブが作られ、設定も設定内容も見やすくなったと思います。

ということで、最初の頃は色々と言われたCloud Router Switchシリーズですが、地道な改善が続いている状態です。本来スイッチとしてあるべきフローコントロールも実装されたりしたので、以前に比べて格段に使いやすくなっていると思います。

気になった方はebay.comなどで探してみてください。
新型のCRS226については280ドル程度から販売されています。

この記事を書いた人

kometchtech

うつ病を患いながら、IT業界の末席にいるおっさんエンジニア。科学計算をしたことがないのに、HPC分野にお邪魔している。興味のある分野で学習したことをblogにまとめつつ、うつ病の経過症状のメモも置いておく日々。じつはRouterboard User Group JPの中の人でもある。 Amazon欲しいものリスト / Arm板を恵んでくれる人募集中

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