
https://gitlab.isc.org/isc-projects/kea/-/wikis/designs/High-Availability-Design
過去に以下のような記事を書きましたが、現在はISC Kea DHCP serverを使用しているのでこちらでのHA(Hot Standby)構成の設定方法について記事を書いておくことにしました。
都内で主にサーバ構築をしている人。好きで集めているARMとLinuxを中心とした技術関連情報と最近ハマっているMikrotikのRouterboardに関して書いていきます。
過去に以下のような記事を書きましたが、現在はISC Kea DHCP serverを使用しているのでこちらでのHA(Hot Standby)構成の設定方法について記事を書いておくことにしました。
以前、ISC Keaのbuildに関して以下のような記事を書いていました。
2019年12月24日にLog4cplus
の2.0.5がリリースされているのを確認したので、改めてbuildしてみたところ少し改善するだけで正常に起動できることを確認しました。
気が付いたらISCのDHCPv4/v6 serverなKeaの1.6.0-betaがリリースされていました。まぁまだ開発版の扱いですが、色々と新機能が増えそうです。
試してみようかとbuildしようとしたんですがちょっと手間取りました。
先日以下のような記事を書きましたが、ISCのWebサイトをちゃんと確認したところ、この件についてちゃんと記載がありましたね
時間を見つけては、ISC DHCPdからISC Keaへの移行が出来るか設定変更してみています。
とりあえずKeaのAdministrator Reference Manualのサンプルコンフィグを弄った程度で、実際にWindows10なクライアントPCにDNSサーバ情報が設定されるか確認していたのですが、なんかうまくいきません。
LinuxのDHCPdなツールといえば、最近まではISC DHCPdのほぼ一択の状況でしたが、最近はISCが新たに書き直したKea DHCP serverが推奨されているようです。
早速、テスト環境で構築してみているのですが問題が発生しております。
まぁご家庭レベルだと問題無いと思いますが、例えばLinuxでDHCPサーバを構築していた場合、1台のみだとそのサーバが落ちていた際は勿論IPアドレスが払い出されません。とりあえず2台にして、払い出すIPアドレスレンジを分けて設置するというのが一般的かなぁと思います。
しかしながら、どうやらISC DHCPには冗長化プロトコルが用意されています。
ということで、これに従ってDHCPサーバの冗長化設定を行ってみることにしました。