
所謂シングルボードコンピュータ、SBCを触っていると、どうしても時刻がずれます。
というのもRTC(リアルタイムクロック)がほとんど搭載されていないからなのですが、その場合、ntpdやchronyを使用して時間を合わせることになると思いますが、スタートアップの段階で強制的に時刻合わせをするにはどうするのかなと思ったのでメモ。
都内で主にサーバ構築をしている人。好きで集めているARMとLinuxを中心とした技術関連情報と最近ハマっているMikrotikのRouterboardに関して書いていきます。
所謂シングルボードコンピュータ、SBCを触っていると、どうしても時刻がずれます。
というのもRTC(リアルタイムクロック)がほとんど搭載されていないからなのですが、その場合、ntpdやchronyを使用して時間を合わせることになると思いますが、スタートアップの段階で強制的に時刻合わせをするにはどうするのかなと思ったのでメモ。
ネットワーク時刻同期といえば、ntpdおよび最近だとchronyになるのでしょうか?
実はSystemdにも時刻同期をする方法があったりします。
LKMLにも報告されているようですが、少なくともLinux Kernel 3.18.6とchrony 1.31の組み合わせでは例の症状は改善していませんでした。
念のためテスティングリリースであるchrony 2.0pre1でも試してみたのですが、こちらも症状としては全く同じでした。
というわけで、最新のKernelとchronyをお使いの方(Fedoraは除く)はもう少し待つ必要があるようです。
いやいやこうすれば使えるから、という情報などあれば教えて下さい。
といっても既にlkmlに報告が上がっているので修正されると思いますが。
Chronyを採用しているFedoraの方は既に修正されている模様。
どうしてもの場合は、ntpdに切り替えたほうが良さそうな感じです。
$ sudo service chrony restart Restarting time daemon: Starting /usr/local/sbin/chronyd... adjtimex failed for set_frequency, freq_ppm=3.7915e+01 required_freq=-3.7915e+01 required_tick=10000
自宅の時刻合わせ環境ではntpdとchronyを併用しているのですが、そのうちの一台、chronyを導入しているサーバで何故かネットワークに問題が無いのに、offline状態で起動してくる事に気が付きました。
Linuxでの時刻同期といえばおなじみntpdですが、FedoraではChronyが採用されおり、debianなどでもPackage自体は配布されており、導入することが可能です。
ということでどの程度同期精度に差があるのか気になったので、同じNTPサーバを参照して違いを見てみることにしました。ただし、ntpdとchronyで同じ内容に合致する種別が無いものがあるので、これが正しいのかは不明です。