
はじめに
私は10年以上も使い続けているヘッドホン、beyerdynamic DT990 Proを使用しているのですが、気が付いたらヘッドバンドカバーがすり切れていることに気が付きました。そのため今回はすり切れてしまったヘッドバンドカバーの交換にチャレンジしました。
愛用機材との長い付き合い
DT990 Proを購入したのは今から10年以上前。当時からスタジオモニターヘッドホンとして定評があり、その開放的なサウンドと快適な装着感に惹かれて選びました。
これまでにイヤーパッドは数回交換していましたが、最近になって気づいたのがヘッドバンドカバーの劣化です。長年の使用で徐々に進行していたようで、気づいた時にはすでにかなり進行していました。

購入場所
まず最初に思いついたのはAmazonでの購入。しかし、残念ながら純正の交換用ヘッドバンドカバーは見つかりませんでした。汎用品はいくつか見つかりましたが、フィット感に不安があったため、純正品を探すことに。
そこで見つけたのがサウンドハウスの直輸入品。beyerdynamic純正の交換用ヘッドバンドカバーが販売されていました。
購入した交換部品の詳細
今回購入したのは以下の部品です:
- 商品名:beyerdynamic DT990用ヘッドバンドカバー(純正品)
- 価格:約2180円(税込・送料込み)
- 納期:注文から約1日で到着

交換作業の手順
ヘッドバンドカバーの交換は意外と簡単でした。以下に手順を記載します:
- 古いカバーを取り外す
まずは両端のプラスチック部分から慎重に古いカバーを外します。ボタンで留められているだけなので、簡単に取り外せると思います。 - ヘッドバンド本体を清掃
カバーを外した後、金属部分のホコリや汚れを綺麗に拭き取っておきましょう。 - 新しいカバーを取り付ける
新しいカバーを中央から合わせ、両端に向かって徐々に被せていきます。少しきつく感じますが、そのほうがフィット感が良くなります。

- 両端のプラスチック部分までしっかり固定
カバーが完全に被さったら、両端のプラスチック部分までしっかりと元の位置に戻します。なお、クッションの厚みがあるので、案外ボタンが留めにくいかもしれません。
交換後の感想
交換後の印象は一言で言うと「新品同様」。見た目の新鮮さはもちろんのこと、以下のような変化を感じました:
- 装着感の向上: 長年使用するうちに気づかないうちにクッション性が失われていたことを実感しました。新しいカバーでは頭への圧迫感が大幅に軽減されました。
- 長時間使用時の快適さ: 以前は3時間ほど使うと頭頂部に痛みを感じることがありましたが、交換後はそれが解消されました。これもクッション性が回復したせいだとおもいます。

まとめ
今回のヘッドバンドカバー交換を通じて、beyerdynamicの機材は適切なメンテナンスで長く使い続けられることを再認識しました。消耗品の交換という小さな投資で、愛用の機材を長持ちさせることができるのは嬉しいです。
また、10年以上経過した製品にもかかわらず、未だに交換部品が入手可能なのはありがたいです。
今後も上手いこと付き合いながら使用していこうと思います。
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