http://scientificlinuxforum.org/index.php?showtopic=3113
CentOS 7.1(1503)が無事にリリースされている影で、Scientific Linux の7.1のRC1がリリースされていた模様。
計算機向けに用途を絞っている?とされるRHELクローンなScientific Linuxですが、CentOS 7.1に遅れながらも何とかリリースにこぎ着けそうな感じです。
Scientific Linux 7.1 Release Notes /
http://ftp.scientificlinux.org/linux/scientific/7.1/x86_64/release-notes/
主な更新内容はRHEL 7.1からのものが大半ですが、kpatchのサポート、CISFのためのSSSDのサポート、USB3.0の対応、KVMのための240個のvCPUに対応、などなどでしょうか。
CentOSが往年の勢いを取り戻した今、だいぶ日本では影が薄くなりつつありますが、こちらもminimalなディストリビューションとしては最適だと思うので、継続的に開発が進んでほしいものです。
2019年12月8日:追記
今さらですが。
Scientific Linuxは2019年4月23日にフェルミ研から開発終了がアナウンスされています。
LISTSERV 16.5 - SCIENTIFIC-LINUX-ANNOUNCE Archives
2019年4月23日 さようなら、Scientific Linux ―フェルミ研、開発の終了を発表 | gihyo.jp
Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のフリーバージョンとして、CentOSとともにかつて活発に開発が進められていたディストリビューションにScientific Linuxがある。