[IT][勉強会] #hbstudy 55 「Docker勉強会」リターンズ に参加してきた。

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Docker is a platform designed to help developers build, share, and run container applications. We handle the tedious set...
hbstudy#55 (2014/06/27 19:00〜)
# 第55回: 「Docker勉強会」リターンズ # Linux女子部主催イベントのリターンズ企画です! →参考:ネタ元のljstudyサイトはこちら→ ネタ: * Docker入門 * Dockerを支える技術 * スピーカー * レッド...

今流行のLinux Container、Dockerについての勉強会がhbstudyで開催されたので参加してきました。
Linux Container自体はLXCなどが既に有りますが、いったい何がここまでDockerが持て囃されているのか、とても気になったので参加してみたのでした。

詳細について下記Togetterを見てください。

hbstudy#55 #hbstudy
2014/06/27(金) 19:00 〜 21:30 @ ハロー会議室新宿C+D

とりあえず自分が取れたメモ。

講師:Red Hat中井さん

Dockerの入門

・Fedora20とRHEL7とDockerの中身は同じ
・Container型
 ・仮想マシンの概念はない
 ・ベアメタルの場合はリソースプロセスが全て共通
 ・プロセスをグループごとに、違うプロセスを見せる

Dockerとは
Dockerがないとき、LibvirtによるContainerの作成が可能
→Container環境を作るのが大変だった

Containerに見せるディレクトリを、仮想イメージとしてみせることができる。
イメージをインターネットに公開して、それを使用することができる。

よっぽど特殊なカーネル依存のもので無い限りは動作する
カーネルモジュールはConflictする。
→デバドラ系はアウト

Red HatとしてはRed Hatが動作確認したものだけをサポートします。

Docker専用のDistributionを作ろう
→Red Hatも開発している
→カーネル依存の問題に当たらなくなる

Dockerサービスを起動しただけだと、外側だけのプロセスが起動する。
Dockerコマンドを実行することで、裏側で良しなにContainerを作ってくれる。

Containerから外へ出て行くには、iptablesのmasqueradeを使って出て行く

Containerの最初のプロセスが終了すると、Dockerはそのまま終了する。

Docker commit Container名 自由な名称で保存が可能

アプリ導入済みのDockerイメージを使用する場合
Dockerfileという形式でメタデータを使用して使うことが可能

RHEL/Fedoraにはsystemctlに専用のコマンドが用意されている
cgroup連携もする。

DockerはDocker fileを作成することで、環境をテンプレート化することが出来るのが大きなメリットでしょうか。
反面あまり多機能では無いので、あくまでも環境を揃えて簡単にデプロイできるだけという感じでしょうか。どうやらDockerの開発者もシンプルにするのが今のところの方針のようです。

Why Docker
Commercial use of Docker Desktop at a company of more than 250 employees OR more than million in annual revenue requ...

まぁなんにせよ、テスト環境程度であれば複数回作るものを手で作りこまなくても、Docker fileさえ作っておけば(もしくはDocker Hubに登録しておけば)、容易に環境が用意できるので非常に有用なツールだと思います。

当日使用された資料は以下になります。

この記事を書いた人

kometchtech

うつ病を患いながら、IT業界の末席にいるおっさんエンジニア。科学計算をしたことがないのに、HPC分野にお邪魔している。興味のある分野で学習したことをblogにまとめつつ、うつ病の経過症状のメモも置いておく日々。じつはRouterboard User Group JPの中の人でもある。 Amazon欲しいものリスト / Arm板を恵んでくれる人募集中

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