VMware ESXi

VMware vSphere 4のストレージ機構(1)(3/4) /
http://www.atmarkit.co.jp/fserver/articles/vsphere/03/03.html

現在自宅検証環境では、NICのポートが4つあることから、2つをサービス系、2つをiSCSIとの接続のためのストレージ系に分離して使用しています。
しかしながら、2つ以上のNICを指定したとしても、そのままではアクティブ-アクティブまたはアクティブ-スタンバイでしか使えないはずです(IPハッシュと、スイッチ側でリンクアグリゲーションを使用すれば、負荷分散はできます)。
そこでESX4.0以降ではiSCSIソフトウェアイニシエータのPort Binding機能というモノを使用して、マルチパスを構成することが出来ます。
詳細については、上記のURLのままですが作業内容をそのまま書いてみようかと思います。

1. iSCSI接続を構成するvSwitchに接続される、物理NICとVMkernelを1対1で構成します。
 ※コレについては参照Webサイトを参考にしてください。

2. iSCSIソフトウェアイニシエータ機能を有効化するため、現状を確認する
※vmhbaの数字は変わります。ご自分の環境でお確かめください。

~ # esxcli swiscsi nic list –adapter vmhba37
Errors:
No nics found for this adapter.

3. iSCSIインターフェースとして、VMkernelを追加する。

~ # esxcli swiscsi nic add –nic vmk2 –adapter vmhba37
~ # esxcli swiscsi nic add –nic vmk1 –adapter vmhba37
~ # esxcli swiscsi nic list –adapter vmhba37

4. iSCSI Port Bindingが構成されているか、以下のように表示されることを確認する。

~ # esxcli swiscsi nic list –adapter vmhba37
vmk1
pNic name: vmnic3
ipv4 address: 10.0.0.1
ipv4 net mask: 255.255.255.0
ipv6 addresses:
mac address: 00:15:17:48:2c:77
mtu: 1500
toe: false
tso: true
tcp checksum: false
vlan: true
vlanId: 0
ports reserved: 63488~65536
link connected: true
ethernet speed: 1000
packets received: 76782424
packets sent: 247014316
NIC driver: e1000e
driver version: 1.1.2-NAPI
firmware version: 5.6-2

vmk2
pNic name: vmnic0
ipv4 address: 10.0.0.3
ipv4 net mask: 255.255.255.0
ipv6 addresses:
mac address: 00:1b:21:61:47:68
mtu: 1500
toe: false
tso: true
tcp checksum: false
vlan: true
vlanId: 0
ports reserved: 63488~65536
link connected: true
ethernet speed: 1000
packets received: 216389
packets sent: 213158
NIC driver: e1000e
driver version: 1.1.2-NAPI
firmware version: 1.8-0

5. 構成を登録し、I/Oがマルチパスで構成されることを確認する。
 1. ターゲットLUNの検索(ストレージの再スキャン)
 2. [データストアの詳細] – [パスの管理]で、複数のパスが構成されていることを確認する。
 ※以下の画像は、ESXiサーバ側のNICは2つ、iSCSIサーバ側はNICが一つの状況での画像となります。
  ESXi、iSCSIサーバの両方とものNIC2つずつあれが、4つのパスが見えると思います。
  iscsi.png

以上で、iSCSIソフトウェアイニシエータを使用したPort Binding機能を有効にする方法は終了です。
私も詳細についてまだ確認できていないこともあるので、間違い等あればご指摘ください。