Flash Playerの最新バージョン公開、深刻な脆弱性を修正
Adobeは、脆弱性を修正したFlash Playerの最新版、「10.1.85.3」を公開しました。
対応プラットフォームはWindows、Macintosh、Linux、Solarisとなっています。Androidについては「10.1.95.1」として公開されています。
Adobeではこの脆弱性の存在について13日付でセキュリティアドバイザリ(APSA10-03)を公開しており、すでにWindows版のFlash Playerをターゲットとした悪用が報告されていることも伝えていた。Adobeによる危険度のレーティングは4段階中で最も高い“critical”で、クラッシュや攻撃者によりシステムが乗っ取られる恐れがあるという。
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/395323.html
脆弱性の影響をうけるのは、Windows、Macintosh、Linux、Solarisの場合は、バージョン10.1.82.76以前、Android用の場合はバージョン10.1.92.10以前だそうです。
また、事情により10系にバージョンアップ出来ないユーザ向けに、「9.0.283」も公開されています。
なお、Adobe ReaderおよびAdobe Acrobatにも今回対策された脆弱性が含まれているそうですが、こちらについては10月4日の週に予定されているアップデートで公開されるそうです。
Adobe製品に関する脆弱性は多く報告される他、非常に重大な脆弱性が多いので、今回のアップデートについても確実に適用するようにしましょう。