データ復旧会社、日本データテクノロジーがHDDの2009年度のデータの復旧統計を発表。

SSD、HDD、Storage
「2008年製はハズレ?」、日本データテクノロジーがHDDのデータ復旧統計を発表

HDDのデータ復旧を行っている日本データテクノロジーが、同社へ持ち込まれたHDDについて、メーカーなどで分類しその傾向について公表しました。

引用元:「2008年製はハズレ?」、日本データテクノロジーがHDDのデータ復旧統計を発表 – Enterprise Watch

 それによると、まず、データ復旧依頼で持ち込まれた機器の内訳は、デスクトップパソコンが21.3%、ノートパソコンが19.7%、外付けHDDが32.3%、ユーザー自身が機器から取り外して持ち込んだHDD本体が26.2%、DVDレコーダーなどの録画機器が0.4%。また、HDDのサイズは、3.5型が64.2%、2.5型が34.2%、その他が1.6%となった。
 メーカー別では、3.5型は、Western Digitalが31.5%ともっとも高く、Seagateが22.3%、SAMSUNGが16.7%の順。2.5型は、東芝が32.1%、日立が29.8%、富士通が16.8%となっている。


同社によるとWesternDegital、Seagate、SAMSUNGの2008年製のHDDについて、前年度のものよりも持ち込まれる数量が多いようで、そのことから2008年度製は注意が必要とのことです。ただし、その原因については不明とのことなので、一概に危険とは言い難いようですが・・・。
いつぞやには稼働時の環境との因果関係について、Googleからデータが公表されたこともありましたが、このことと比較してみるのも面白いかもしれません。

2010/02/09 8:56:追記

日本データテクノロジー、「2009年ハードディスク データ復旧統計」を発表―今年は2006年製 HDD に注意 – japan.internet.com Webテクノロジー /
http://japan.internet.com/webtech/20100208/3.html

引用元:Japan.internet.com

また全体の傾向から、2010年にデータ復旧依頼が最も多くなる可能性があるのは2006年製の製品と推測され、2006年以前に製造された製品を使用しているユーザーに対し、バックアップなどの対策を実施するよう促している。

この記事を書いた人

kometchtech

うつ病を患いながら、IT業界の末席にいるおっさんエンジニア。科学計算をしたことがないのに、HPC分野にお邪魔している。興味のある分野で学習したことをblogにまとめつつ、うつ病の経過症状のメモも置いておく日々。じつはRouterboard User Group JPの中の人でもある。 Amazon欲しいものリスト / Arm板を恵んでくれる人募集中

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