ネットの「2011年問題」?–IPアドレス枯渇対応チェックリスト公開 – システム開発 – ZDNet Japan /
http://japan.zdnet.com/news/devsys/story/0,2000056182,20403042,00.htm
インテック・ネットコアという会社が、IPv4アドレス枯渇に伴う問題に対応するための「IPアドレス枯渇対応アプリケーションチェックリスト」というものを作成し、無料で公開したそうです。
引用元:ネットの「2011年問題」?–IPアドレス枯渇対応チェックリスト公開 – システム開発 – ZDNet Japan
IPv4アドレスは2011年に在庫が枯渇すると予測されており、ネット関連団体などで構成されるIPv4アドレス枯渇タスクフォースは、「枯渇対応アクションプラン2009年10月版」(PDF形式)を公開している。アクションプランでは、ISPは2011年4月に枯渇対応サービスを提供することが推奨されている。実際、国内大手ISPのいくつかは、総務省の研究会で、アクションプランに沿って枯渇対応サービスを提供することを明言している。
最近よくIPv4アドレスの枯渇が叫ばれて久しいですが、実際問題、あまり大きな前進はなくキャリアグレードNATなどを利用して、一般ユーザには切替を意識させないような形での問題対応が進んでいるような状況です。
しかし、それでは根本的な対応にならず、アプリケーションレベルでのIPv6アドレス対応も必要になってくると思われます。それについてのチェックリストになるのだそうです。
引用元:ネットの「2011年問題」?–IPアドレス枯渇対応チェックリスト公開 – システム開発 – ZDNet Japan
アドレス枯渇で動作しなくなるアプリケーションの例としては、UPnP(Universal Plug and Play)などのプロトコルが動作しない、ISPの状況次第でアプリケーションにおいてセッションが張れない、IPアドレスとユーザーなどを暗黙に関連付けているアプリケーションが意図通りに動作しない、利用プラットフォームやミドルウェアがIPv6に未対応なためにIPv6では動作しない、IPv4が直書きしているプログラムはIPv6では動作しない――などが想定されている。
なかなか興味深い記事になっていますので、ネットワーク関連に従事している方やWebアプリケーションの開発をしている方は、是非、目を通してみては如何でしょうか。