2008年までのIPv4の使用率は75.3%。

Network

スラッシュドット・ジャパン | 2008年のIPv4アドレス使用状況 /
http://slashdot.jp/it/article.pl?sid=09/01/05/1032259

記事によると、2008年末までのIPv4アドレスの使用率は75.3%に達したとのこと。
石油宜しく枯渇が叫ばれて久しいIPv4アドレスですが、ペース的には2011年ぐらいまでには使い切るかもとのタレコミも見られます。
また、枯渇問題を解消するために開発されたIPv6の使用率はまだまだ余裕の0.027%だとか。最近はIPv6に対応したネットワーク機器が殆どですが、実際には移行されていないのが実情。実際に私が行く現場でもIPv6で構築することはありません。過去の資産がIPv4で稼働している以上、混在させるとすればランニングコストも増大しますし、あまりユーザー側で大きな問題として取り上げられていないのが問題なよう気もしますが。
キャリア側でもキャリアグレードNATやフルコーンNATと呼ばれる技術で、エンドユーザ側は意識せずキャリア側で延命を図ることも考えてもいるようです。

実際、どのようなプロセスでIPv6への移行が進んでいくのか、今度も注視していく必要があると思います。

[Scene1:危機]IPv4アドレスが枯渇するXデーは2011年2月5日:ITpro /
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20081111/318989/?ST=network

この記事を書いた人

kometchtech

うつ病を患いながら、IT業界の末席にいるおっさんエンジニア。科学計算をしたことがないのに、HPC分野にお邪魔している。興味のある分野で学習したことをblogにまとめつつ、うつ病の経過症状のメモも置いておく日々。じつはRouterboard User Group JPの中の人でもある。 Amazon欲しいものリスト / Arm板を恵んでくれる人募集中

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