マイクロソフト、いまだ厳しいVista普及率の問題と格闘中:ニュース – CNET Japan / http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20372559,00.htm
現在のマイクロソフトのVista普及への取り組みと、おかれている現状について書かれています。
やはり、マイクロソフトとしては普及に苦労していることが伺える内容になっています。
ただ、過去に言われてように移行に問題が発生することは少ないとも述べています。
個人的な意見としては、一般ユーザが使用する分には充分移行するのに問題はないと思います。今更XPを探して買うこともないと思いますし、実際に販売されているPCはVista Homeとかしか無いのが現状ですが。
ただ、これがPCを業務で使用している人にとっては変わってくると思います。
実際、私の現場の環境でもWebベースのシステムが増えてきたとはいえ、システムの監視系のツールは普通のアプリでしたし、実際のOS対応状況においてもVistaへの対応は不明となっていることが多いです。
まぁ、実際はVistaのダウングレード権を使用してXPをインストール出来るので、サイトライセンスなどを使用している企業にとっては問題ないことでしょう。
やはり、企業がVistaへの移行に今一踏み切れないのは、それにかかるコストではないのでしょうか?
記事での述べられていますが、実際にかかるコストが安いとは言われても台数が多いと当然金額は大きくなりますし、その会社独自のアプリの動作検証もしなければなりません。
私が過去にいっていた現場では未だにJava1.2、NN4.7とかが必須でした(過去の遺産から脱却出来なかったと言えばそれまでですが)。ただ、そこのシステム部門に言わせれば、
「今でも十分に動くのに変更する必要なんてない」
という意見がありました。
そういう企業に対して、Vistaへの移行することのメリットをどう説いていくかが、Vista普及への鍵となるのではないでしょうか?