Dell Networking X-Series: 初期設定手順 | Dell 日本
本ドキュメントでは、Dell Networking X-Series製品の初期設定方法について説明します。
VLAN等を設定する場合は、とりあえず器機自体にIPアドレスなどを設定する必要があります。
シリアルケーブルを接続し、コンフィグが未投入の段階ではブート時に初期設定ウィザードが走るのでそこから設定自体も可能ですが、普通に設定を行う場合の手順を記載しておく。
手順
1. シリアルケーブルを接続し、PowerConnect本体の電源を入れる。
ビット/秒:9600
データビット:8
パリティ:なし
ストップビット:1
フロー制御:なし
2. 機器本体の管理用(vlan 1)IPアドレス設定を行う。
console#
console# configure
console(config)# interface vlan 1
console(config-if)# ip address <IPアドレス> <サブネットマスク>
console(config-if)# exit
console(config)# ip default-gateway <IPアドレス>
Console(config)# exit
3. GUI(Web管理)やリモートからログインする際のユーザ名およびパスワードを設定する。
console#
console# configure
console(config)# username <ユーザ名> password <パスワード> level 15
console(config)# exit
console#
4. 設定内容を確認する。
config# show running-config
5. 問題がなければ保存する。
console# copy running-config startup-config
Overwrite file [startup-config] ? [Yes/press any key for no].... Yes
※最後にCopy succeededと表示されることを確認する。
6. ブラウザを起動し、設定したIPアドレスを入力しDell OpenManage Network Administrator画面が表示され、ログインできることを確認する。
以上。