Microsoft、公開を停止していたインストールUSBメモリ作成ツールを再公開。

Microsoft、Windows

窓の杜 – 【NEWS】MS、GPL違反により公開を停止していたインストールUSBメモリ作成ツールを再公開 /
http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20091210_334860.html

Microsoft Store: Download Manager Help /
http://store.microsoft.com/help/ISO-Tool

今年10月頃に公開されていましたが、ソースコードの一部にGPLで公開されていたツールのソースコードが流用されていたため、GPL違反となり公開が停止していた「Windows 7 USB/DVD Download Tool」ですが、先日、ソースコードと一緒に再公開されたようです。

引用元:窓の杜

 本ソフトは、ウィザード形式の簡単な操作で、Windows 7のインストールイメージをDVDやUSBメモリへ書き込み、インストールメディアを作成できるツール。Windows 7はMSDNや同社のオンラインストアなどでISO形式のイメージファイルとして配布・販売されており、それらからインストールメディアを作成する場合に利用する。


このツールについては、.NET Framework 2.0が必要であったり、IMAPIv2.0の更新プログラムが必要とのこと。また、インストール媒体となるUSBメモリも4GB以上のモノが必要になるとのことです。
手軽にISO形式のWindows 7をインストールしたい場合に使用してみては如何でしょうか?

余談ですが、GPLで公開されていたツールのソースコードを流用した場合、更にソースコードを公開しなければならないというGPLの規約について初めて知りましたが、Microsoftのような大きな企業でも違反し、大きな問題になることがあるということに驚きました。GPLのツールなど、ライセンスが規約されているソースコードの流用には充分留意する必要があると思いました。

この記事を書いた人

kometchtech

うつ病を患いながら、IT業界の末席にいるおっさんエンジニア。科学計算をしたことがないのに、HPC分野にお邪魔している。興味のある分野で学習したことをblogにまとめつつ、うつ病の経過症状のメモも置いておく日々。じつはRouterboard User Group JPの中の人でもある。 Amazon欲しいものリスト / Arm板を恵んでくれる人募集中

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